No.175

'03 10.12

サスペンション交換レポート 投稿者:ねこばす320

たくちゃんおよびたいへい師匠のご厚意により譲受けましたAMGコイルおよびML320純正ショック(ほぼ未使用状態)へ交換作業について、レポートいたします。
ご両名におかれましては、ご報告が遅れましたことをまずはお詫び申し上げます。
ご存知の方も多いと思いますが、ねこばす号はトレーラ牽引をこなしてきたため、このところリヤサスのへたりが著しく、リフレッシュを検討していました。
足利オフのレポートで、kenny号とM.M.Bean号に挟まれたねこばす号の画像をご覧頂けると、よくお分かりいただけると思います。
ちょうどタイミングよく「渡りに船」のお話を賜り、拝領したパーツを9月に交換しました。


まずはリヤのショック&サス
ロントはトーションバー方式になっているため、コイルがありません。
よくよく考えれば、2tオーバーの四輪駆動車のフロントを、左右1本ずつの棒鋼で支えているんですよね。
永年乗っていくつもりなので、金属疲労がないのか気に掛かりますが。。。。。。
新旧比較
上がAMGコイル。下がねこばす号を4年半支えてきた純正コイル。
太さ・長さ・径とも全く同じように見えますが。。。。
純正サスのパーツナンバー。
汚れてはいるものの、タグが付きっぱなしになってます。
続いてAMGコイルのパーツナンバー。
異なるということは、バネレートなどの設定が異なっている、ということなのでしょう。
まだ「DAIMLER BENZ」の表記になっていますが、これは現行モデルではどうなっているのでしょう?
交換中。
左フロント。
さほど汚れていないように見えますが。
交換中。
同じく左フロント。
まだ古いショックがついています。フロントなのでコイルはありません。
奥で赤土まみれになっている、駆動軸のゴムブーツの劣化具合が気になりますが、裂けや油染みは見られませんでした。
交換中。
リヤ左側。
リフトアップして荷重が抜けているとないえ、中央に見えるスタビライザーとの継ぎ手の捩れが少し気になります。。。
交換中。リヤ右側。
下から覗いているので、コイル・ショック・上下のウィッシュボーン・スタビライザー・排気管との関係がよくお分かりいただけると思います。
交換中。
同じくリヤ右側。
ショックとコイルを抜くと、下のウィッシュボーンはだらしなく垂れ下がってしまいます。
順番が前後しますが、リヤサスをいじるのには、緊急タイヤを抜かないと作業できないそうです。
初めて緊急タイヤの全体像を見ました。
キャリア部分も含めて、凄まじい泥汚れ。。。。
テンパーと現在履いているタイヤ(255−70)を重ねてみました。
外径に殆ど差はないようです。
長距離高速走行をしない+空気圧調整(テンパーを増圧or通常タイヤを減圧)で切りぬけられるでしょう。
交換前。
見る角度にもよりますが、ゲンコツ半分くらいは落ちてしまっていました。
交換後。
足利から軽井沢まで走った後ですので、ずいぶん落ち着いてきているはずです。
若干上がった気がしますが、ノーマルからすればかなり落ちている状態です。
これは、AMGコイルそのものの設定に拠るものと思われます。
交換から既に1000キロ以上乗っていますが、ショックがノーマルのままであるせいか、然程の変化は感じません。
ただ、コイルが新しくなっているため、懐かしい「堅さ」が戻ってきました。急激な動きには厳しく抵抗し、なだらかな動きには追従する、といった感じでしょうか。
忙しくて牽引に供していないので、トレーラを連結した際にどう変化するか、なるべく早く試してみたいと考えています。