No.179

'04 01.30

純正Basic Carrierを使ってルーフボックスを積む 投稿者:KEIGO

ジェットバック等、ルーフにBOXを乗せているメンバーさんは沢山おられます。
通常、屋根に何かを乗せるためには、Basic Carrierと呼ばれる横方向のバーを先に取り付けなくてはなりません。
このCarrierがクセ者で、メーカーによって規格が全く違います。MB純正のCarrierにはMBのBOXしか乗りません。TERZOでもTHULEでも同じです。
MB純正のCarrierは楕円のエアロフォルムで風切り音も小さく、高さも低い上にデザインが良いです。
何より専用品なのでMLに完全にフィットします。しかし!MB純正のBOXはデカイ・高い・単色しかないと問題あり。
ここでは、MB純正CarrierにTERZOの業界最低高(一番低い)BOXを無理矢理組み合わせる方法を載せます。
低いCarrierに低いBOXの組み合わせで、地上高を208cmに抑えることができました。これならギリギリ立体駐車場や洗車機に入ります(2.1m制限のところが多いため)。
なお、金具を自作していることからおわかりのように、あくまで自己責任で行う必要があります。メーカーの補償は受けられません。

写真上がTERZOのCarrierに同BOX(LOW LYDER COMPACT)を組み合わせた例。
下はMB純正Carrierに同じBOXを組み合わせた例です。

写真だとわかりにくいですが、数cm低くなっています。
これはMB純正Carrerの断面。
横60、縦30もあります。赤枠のTERZO Carrierに比べて倍くらい太く、形も違います。

TERZOのLOW LYDERシリーズは、BOX側のレール(可変)にコの字型金具を使って固定する方式ですので、この金具さえ何とか調達できれば、どんなCarrierにでも取り付けられる可能性があります。
THULEの方式ではたぶん無理。
取り付け金具を自作します。

上がTERZOのBOXに付いていた金具。
下はホームセンターで買ってきた60*30サイズの金具です。
ビス穴がちょっと大きいですが、コの字型はジャストサイズ!
ビス穴はワッシャーをかませて調整しました。
また、片側のビス穴が抜けていないため、取り付け時にちょっと苦労します。
完成した金具。
内側にブチルゴムを貼り、防振と傷防止。ステンレス製ワッシャーで高さとビス穴を合わせました。
厚さと強度は十分ですが、金具自体が鉄製なので錆が心配です。一応CRCを全体に吹いておきました。
この金具を使って取り付けたところです。
赤丸内が金具です。
全体図。
ちょっと見にくいですが、サンルーフを開けたところです。
ギリギリ。もう1cmもクリアランスがありません。干渉はしませんが、風の通りを考えると上には開けない方がいいかも。
サンルーフ付きの場合、この低さが限界ですね。

全高を210cm未満にするのが目標でしたので、めでたく達成!

BOXの後ろに何気なくスリーポインテッドスターが見えます。
ちょっと悪のり。
TERZOのステッカーを剥がして(あまりにloudなので)、Aクラス用のパーツを貼ってしまいました。
全体的に純正っぽくなった?